熱帯魚飼育入門〜熱帯魚を飼う準備〜

■熱帯魚飼育の心得

水中を優雅に泳ぎ、自分の与えた餌をパクパクと食べてくれるかわいい熱帯魚たち。
一度水槽をじっくり眺めてみれば、その魅力に気づくはずです。

どんなペットを飼うにせよ、生き物を育てるためには知識を身につけ、しっかりと愛情を注がねばなりません。

どのような魚を飼いたいのか。魚に対してどのくらいの水槽サイズが適切なのか。どんな環境を用意すれば 良いのか。まずはよく調べてから購入してください。


熱帯魚店には小型種の泳ぐ水槽の隣に、大型種の稚魚が一緒に売られている事もしばしば。
はじめから熱帯魚に関する知識を全て覚える必要はありませんが、熱帯魚飼育のメカニズムと飼育 できる環境を用意できるのか、よく吟味する必要があります。


熱帯魚をショップで購入するのは、犬や猫を買う感覚とは全然違います。 犬や猫の場合、ゲージや餌、糞の対策グッズと一緒にペット自体を買う事は出来ます。 しかし、熱帯魚はそう簡単にはいきません。
水の中で飼う熱帯魚は、「こなれた水」を用意する必要があります。 カルキを中和しただけの新しい水では、魚たちは弱っていき、最悪の事態も考えられます。


では「こなれた水」とは何なのでしょうか?


それは、水槽の中でろ過サイクルが出来ている状態のことを指します。

そのためには、バクテリアを繁殖させ、水を浄化してもらう必要があります。
これがのちに説明する「生物ろ過」という浄化作用です。

このバクテリアなどの細菌類は、水中、砂利、魚の体表などにも存在するといわれますが、 主にろ過層のスポンジやろ過砂利などで暮らしています。そして汚れた水を浄化してくれているので、 熱帯魚飼育では大変重要な存在となっています。